アース通信Vol.82
2025年01月31日

こんにちは、 アース動物病院です。
今年の冬は一段と厳しい寒さに!!
2025年の新年が訪れ、すでに1か月が経過します。
年末年始と忙しさが続く季節はあっという間に時が過ぎますね。 忙しさから体調を崩してしまった方も少なくないのではないでしょうか? インフルエンザ等各種感染症の流行もいまだに続いております。 どうかお体にお気をつけて、冬のラストスパートも乗り越えていきましょう

1年で1番寒い季節。今年はさらに!?
一年で最後の、寒さのピークとされる、2月が訪れました。 今年はラニーニャ現象の影響により、例年よりもさらに気温が低くな っていて、寒さも例年より長く続く予定です。 寒さの苦手なネコちゃんやワンちゃん達の防寒には、 まだまだ油断せずに、一段と気を付けていく必要がありそうです...。
また今月はバレンタイデーがある影響から、チョコが一段と身近な存在になりますので、 ワンちゃんやネコちゃんに有毒な、チョコの誤食がおきないよう注意しましょう。

寒い冬を乗りこえる防寒方法3選
○暖房設備の積極的使用
ワンちゃんが快適と言われている室温は21°C~25°C。 ネコちゃんの場合は18°C~23°Cと言われています。 体温調節機能が強くない動物達のため、積極的に暖房を使用しましょう
○服の着用
わんちゃんには特にお洋服を着せてみるのも効果的 です。お気に入りのお洋服を探してみて、可愛く楽しく 防寒対策を行うことができます。
〇床の床冷え対策
床が冷たい場合は、カーペットやマットなどを敷いておくだけでも効果的です。 電気カーペット等の使用も効果的ですが、低温やけどの恐れもありますので、 細心の注意をして使用しましょう

運動不足にも注意!
冬は寒さや天候の影響から、散歩や外遊びの回数が減り、運動不足 からくる健康問題に陥る子も多くなっています。 冬でも室内で遊べる方法を実践し、運動不足を改善しましょう


問題:冬に起こしやすい問題はどれ?
- 消化不良
- 関節の痛みや動きの鈍さ
- 日焼けによる皮膚炎
正解:2.
寒さや悪天候で散歩に行けず、運動不足等の要因から、 関節の病気に陥ったりすることがあります
こんな行動は注意信号!冬に見られる関節トラブル
冬は寒さや運動不足が原因で、ワンちゃんやネコちゃんの 関節にトラブルが起こりやすい季節です。ペットは痛みを訴えることができないため、飼い主さ んが見逃してしまうことも少なくありません。ここでは、関節に問題が出ている可能性がある 「注意信号」をご紹介します。

関節のトラブルは些細な違和感のみで気付いにくい事も多いですが、 早期に対処することで、治療の選択肢を広げる事や、将来的な健康寿命を 伸ばす事が出来ます。違和感があれば遠慮なく獣医師に相談して下さい

「愛犬の手作りゴハン派」はオススメ??
すべきか悩む犬のお世話ってありますよね。 今回は、「いぬのきもち」で実施したアンケート(右図)をもとに、手作りゴハン は必要か不要か、獣医師の石田陽子先生に伺いました。
【先生からのアドバイス】 総合栄養食とのドッグフードは、犬の体に必要な栄 養素が含まれている完全栄養食です。手づくりゴハ ンは栄養が偏ってしまいがちなので、獣医師として は基本的に推奨してはいません。どうしても愛犬の ゴハンを手づくりしたい場合は、栄養バランスに問 題がないか、かかりつけ医と相談しましょう。

ネコちゃんスリスリ4つの心理
1.安心したい 2.注目してほしい 3.あいさつ 4.要求を伝えたい
猫の「スリスリ」は、単なる可愛らしい仕草ではなく、重要なコミュニケーション 手段としても機能しています。さまざまな意味を持つこの行動を理解することは、 猫との良好な関係を築く上で重要といえるでしょう。 ただし、すべての猫が同じように「スリスリ」をするわけではありません。個体差 があることを理解し、それぞれの猫の性格や行動パターンを受け入れ ましょう
