アース通信 Vol.75
2024年07月02日こんにちは、 アース動物病院です。
夏本番!暑さ対策はしっかりと
梅雨が明け、いよいよ本格的な夏が始まります! 風物詩であるセミの声がいっそう賑やかになるこの季節 蒸し暑い日が続きますが、体調管理に気を付けて この夏を楽しみましょう!
熱中症にご注意ください!
熱中症は人間だけでなく、ワンちゃんネコちゃんもなるものです!
私たちには、ほぼ全身に汗を出す分泌腺があり、暑いときには体中から 汗をかいて体温を下げることができますが、 ワンちゃんネコちゃんは汗が出る分泌腺が足の裏や鼻の付近など一部にしかなく、 人間のように汗をかくことができません…
そのため、私たちよりも体に熱がこもりやすく、 熱中症になる危険が高いと考えられているのです!
特に注意が必要なのは?
【短頭種】
- (※犬:フレンチブルドッグ、パグ、シーズーなど 猫:ペルシャ、エキゾチックショートヘア、ヒマラヤンなど) 短頭種の子は、鼻が短く口の中の面積が小さいため、熱を逃がすのが苦手です
【シニア】
- 年を取るにつれて体温調整のしくみが衰えてきます 心臓病や腎臓病、呼吸器系の病気など持病が原因で、体温調整がしにくくなります
【肥満】
- 脂肪によって、体の中に熱がこもりやすくなります 首周りに脂肪がつくことで呼吸機能が下がり、呼吸による体温調節しにくくなります
もし熱中症になったら?
ワンちゃんネコちゃんがもし熱中症になったら、 早急に治療することが大切です!
【応急処置のやり方】
- 涼しい場所に移動させる
- 水分補給をさせる
- 濡れたタオルを掛けたり水をかけて、体を冷やす
「いつもと様子が違うかも?」と少しでも異変を感じたらすぐに病院にいらしてください!
問題:真夏のアスファルトの温度は何度でしょう?
- 30℃~40℃
- 40℃~50℃
- 50℃~60℃
答え:③
30℃を超える真夏の日中のアスファルトは50~60℃に達すると言われています!? 肉球のやけどを防ぐためにも、日中はできるだけ芝生や土の上を歩くようにしましょう♪ また、ワンちゃんは人よりも地面からの距離が近いので、路面温度を気にかけましょう!
マイクロチップの義務化、知っていますか?
2022年6月から、ペットショップなどで販売される 犬や猫へのマイクロチップの装着と情報登録が義務化されました。 そのきっかけは、1995年の阪神・淡路大震災です。 震災により多くのワンちゃんネコちゃんが迷子になったこ とを受けて、導入されることになりました。
下記の様に、情報が変わった時には変更手続きが必要です! これを行わないと法律違反になるので、注意しましょう
緑色のゴールデンレトリーバー誕生!?
3月3日にアメリカフロリダ州ペンサコーラで 生まれたゴールデン・レトリバーの子犬の被毛が ブロンドではなく、緑色でした!?
これは子宮内で「ビリベルジン」という緑色の アザのもととなる胆汁色素によるもので、胎盤を 通して羊水に混ざり、子犬を緑色に 染めたようです!
現在この子犬の被毛の緑色は徐々に薄れていき、 現在はブロンドになっているそうです!
参照:https://news.yahoo.co.jp/articles/516c108d52fbbec99118bdf16fedeca424357421
猫がスリスリする理由「安心したいから」
愛猫が、壁や飼い主さんの足などに“スリスリ”す るしぐさは、日常的によく目にしている 光景でしょう。
何気なくしているように見えますが、その理由の ひとつは「自分のニオイを付けて安心するため」 であるようです!
猫は、自分のニオイを付けることで 安心するため、自分がよく知っているものに こすりつけてニオイをつけます!
猫がスリスリしているときの気持ちを想像して、 愛猫のことをもっと理解したいですね♪