アース通信｜北見市にあるアース動物病院

アース通信Vol.60

2023年03月28日

こんにちは、
アース動物病院です。

暖かな春の日差しに心躍らせて

毎日春の陽気が続き、寒い冬が懐かしくなってきた今日この頃。わんちゃんやねこちゃんも暖かな春にまどろんでいるのではないでしょうか。わんちゃんとはいつもより長めにお散歩に出かけ、ねこちゃんとは窓辺で一緒にうとうとお昼寝するのもいいですね。愛犬・愛猫と心躍る春を一緒に楽しみましょう。

花粉症...実はわんちゃんやねこちゃんにも！？

ポカポカ陽気に花の香り。寒い冬が明け、やっと暖かくなって安心しているのも束の間。暖かな春とともにやってくるのが...そう、花粉の季節です。

人の花粉症といえば、止まらないくしゃみやムズムズ感。目の痒みやぼろぼろ落ちる涙。多くの人が悩まされている花粉症ですが、わんちゃんやねこちゃんにも花粉症ってあるの？と疑問に思ったことありませんか？実は、わんちゃんやねこちゃんにも花粉症はあります！

花粉によるアレルギー

お散歩で外に出るわんちゃんだけではなく、外に出ることがないねこちゃんも花粉症の症状がある子はいます。また、わんちゃんやねこちゃんの花粉症は、花粉によるアレルギー反応で、皮膚のかゆみや赤み、発疹などが多く見られます。そのため、しきりに身体を掻いたり舐めたりします。もちろん人の花粉症のようなくしゃみや鼻水も見られることもあります。そのほか、咳による喘息のような症状や結膜炎といった目の症状が出ることがあります。

アトピー性皮膚炎を患っているわんちゃんやねこちゃんは花粉が原因で悪化することがあるので特に注意が必要です。症状が特定の季節に悪化している場合は、花粉が原因の場合もあるので、動物病院でアレルギーの原因を調べてみてもいいかもしれません

花粉症の子のための対策

まずは花粉の多い日や多い時間の外出を避けることが一番ではありますが、飼い主さんの服や靴についてきた花粉を部屋の中に持ち込まないことも大切です。また、わんちゃんやねこちゃんにお洋服を着せてあげたり、ブラッシングやシャンプーをしてあげるなど、皮膚を清潔に保つことも大切です。お風呂やブラッシングが嫌いな子は、濡らしたタオルやシャンプーシートなどで身体をふくだけでも十分対策になります。

症状がひどく、掻きむしってしまう場合は、エリザベスカラーをつけて予防しましょう。もちろん病院で痒み止めなどの症状を抑えるためのお薬を処方してもらうのも花粉症対策の一つです。

わんちゃんやねこちゃんの花粉症は私たちほど多くはありません。他のアレルギーや別の病気が隠れていることも...。

うちの子、花粉症かも？と思ったら、まずは病院へ相談しにきてくださいね。

問題：狂犬病の発生していない国（狂犬病清浄国）はどこ？

フランス
カナダ
オーストラリア

答え：③
２０２３年現在、日本の農林水産省が認めた狂犬病の清浄国は、オーストラリア・ニュージーランド・フィジー・ハワイ・グアム・アイスランドの世界の６地域のみです。

今年も狂犬病の予防接種を受けましょう！

わんちゃんは年に１度必ずうたなければならない注射があります。狂犬病の予防接種です。

狂犬病は発症すると、人も感染動物もほぼ100％死亡します。現在日本は、狂犬病の発生がない国とされていますが、世界では、年間数万人が亡くなっている恐ろしい病気です。

そんな病気を蔓延させないために、日本では以下の３つのことを飼い主さんに義務付けています。（厚生労働省）

市町村に犬を登録すること
犬に毎年狂犬病の予防接種を受けさせること
犬に鑑札と注射済票をつけること

国の狂犬病予防接種の推奨期間は４月〜６月です。今年もしっかり予防接種を受けて、のびのび元気に過ごしましょう！

アメリカで人気の犬種は？

日本では、トイプードルやチワワなどの小型犬が多く見られますが、アメリカでは大きくてがっしりとした犬が人気で、大型犬が多く飼われているのだそうです。アメリカ・ケンネルクラブが以前発表したアメリカで最も人気のある犬種は、「ラブラドール・レトリバー」でした（2020年版）。２位はジャーマン・シェパード、３位はゴールデン・レトリバーと続きます。アメリカでは、一緒に郊外へ出かけ、フリスビーや川遊びなどのアウトドアを楽しむパートナーとして愛犬は位置付けられているようです。ラブラドール・レトリバーは、気性の穏やかさやフレンドリーな性格のほか、身体能力が高いこと、賢いため訓練がしやすいことなどの理由から、２９年連続で１位という不動の人気を誇ります。
出典： https://s.response.jp/article/2020/05/13/334530.html