アース通信Vol.57
2022年12月29日
こんにちは、
アース動物病院です。
2023年!明けましておめでとうございます。
皆さま、年明けはどのように過ごされましたか? 卯年の今年は、“跳ねる”つまり、飛躍の年と言われています。
まだまだ寒い日々が続きますが、年明けから体調を崩さぬよう、 大切なわんちゃん、ねこちゃんの健康を守ってあげましょう。 今年も良い一年になりますように。
冬の乾燥は大敵!!
人も冬になると空気の乾燥に負けて、手荒れや、喉を痛めてしまうことっ てありますよね。冬場の寒い乾燥した空気では、免疫力も低下しがち。
わんちゃんやねこちゃんも私たちと同じで、皮膚病や呼吸器疾患が 悪化したり、発症したりする恐れがあります 今回は乾燥をテーマに注意していただきたいことをまとめました
こんなことに注意!
⚫アトピー性皮膚炎
ふわふわの毛で覆われていてわかりにくいのですが、実はわんちゃんは皮
膚が薄く、乾燥に弱いんです。特に、アトピー性皮膚炎の子は遺伝的に皮
膚が乾燥していると言われています。乾燥によって、症状が悪化したり
、かゆみやフケの原因に。保湿用のシャンプーや、保湿剤を使って予防し
てあげましょう。
⚫呼吸器疾患
冬の気温と湿度は、皮膚のバリア機能を低下させるだけでなく、鼻や喉の
バリア機能も低下させます。特に、免疫機能が弱い子犬や子猫、シニアの
子たちは、感染の可能性が高まり、気管支炎や鼻気管炎になりやすく...。
咳やくしゃみ、鼻水などの風邪のような症状が見られたら
、動物病院へ連れて行ってあげましょう。
⚫循環器疾患
なかなか見つけるのが難しい心臓の病気です。実は、症状の一つに咳が出
ることがあります。空気が乾燥して咳が出やすい冬は、早期発見のチャン
スです。特に、シニアの子が頻繁に咳をする様子や急な体重の減少などが
見られたら要注意。レントゲンやエコーでの検査をお勧めします。
寒い冬は暖房器具での低温火傷にも注意です。
室内が暖かくなると、ノミやダニも活発化するので注意が必要です
問題:わんちゃんやねこちゃんが虫歯になりやすい歯はどれ??
- 前歯
- 犬歯
- 奥歯
答え:③
尖っている前歯や犬歯よりも平な奥歯は虫歯になるリスクが高まります。
奥歯は、臼歯と呼ばれ、臼状の形なので、食べかすが溜まり安いことが理由です。
わんちゃんやねこちゃんは虫歯になりにくいって本当!?
はい、本当です!
わんちゃんやねこちゃんは虫歯になりにくい... というか、ほとんどなりません!!
その理由は、唾液がアルカリ性なので、お口の環境がアルカリ性 に傾いていて、虫歯菌が繁殖しにくい環境だから。また、わんち ゃんやねこちゃんのお口には「アミラーゼ」と呼ばれるデンプン を糖に変える酵素が含まれていません。そのため、虫歯菌が繁殖 する際に必要な糖がほとんど口の中にありません。
その代わり、歯周病のリスクが高く、3歳以上のわんちゃんやね こちゃんの7〜8割が歯周病になると言われています...。 重症になると、麻酔をかけて歯を抜かなければいけなくなることも! 日々の歯磨きケアで予防できるので、歯ブラシや歯磨きシートな どを使って歯周病対策をしてあげてくださいね。
犬と泊まれる温泉旅館 鬼怒川 絆
わんちゃんのためのアメニティーも充実していて、おやつや おもちゃ、お散歩バックまであります。ぜひ愛犬と一緒に温泉 旅行を楽しんでみてくださいね。
出典:https://kizuna-kinugawa.com/
「ジェネッタ」って知っていますか?
マンチカンとベンガルなどの掛け合わせで生まれたねこちゃん「ジェネッ
タ」。2006年にアメリカで生まれたばかりのまだ新しい品種なんです。マンチ
カンの愛らしい体型と、ベンガルの野性味あふれる模様で、可愛らしさとワ
イルドさを併せ持っています。人懐っこく、家族への愛が深い性格です。まだ
まだ日本では珍しいので、出会えたらラッキーですね。
出典:https://www.koneko-navi.jp/column/cat-type/genetta-cat/