北見市のアース動物病院では北海道で働く獣医師・愛玩動物看護師を募集しています。

アース通信

アース通信|北見市にあるアース動物病院

アース通信 Vol.42

2021年10月20日
 
アース通信Vol.41
アーススタッフ|アース通信

こんにちは、
アース動物病院です。

秋の深まりを感じる季節です♪

涼しい風を感じる季節となりました。
今年はどんな仮装をしますか?考えるだけでもワクワクしますね! ワンちゃん、猫ちゃんと一緒に、楽しいお家時間をお過ごしください!

わんちゃんねこちゃんハロウイン



狂犬病予防法による飼い主義務

新型コロナウイルスによる自粛の影響で在宅時間が増え、新しくペットを飼い始める方が増えました。
そこで今回は、ワンちゃんを飼育する際に覚えておくべき、法律で定められた義務についてお話をします。

1.ワンちゃんを市区町村へ登録しましょう

生後 91 日を過ぎて飼われるすべてのワンちゃんが対象で、引っ越しをした 場合は登録をし直す必要があります。
登録すると、「犬鑑札」という小さなプレートが配布されますが、これには ワンちゃんの登録ナンバーが記載されています。

2.年1回狂犬病予防接種を受けさせましょう

年 1 回接種させることが義務付けられています。 狂犬病は発症すればほぼ死に至る恐ろしい病気で、ワンちゃんだけでなく 人間を含む、ほとんどの哺乳類に感染します。

3.鑑札と注射済票を着用させましょう

迷子になった際、飼い主さんのお家に帰ることを助ける役割があります。

わんちゃんねこちゃん狂犬病予防法


動物愛護法による飼い主義務

1.終生飼養が義務、飼育放棄をしてはいけません

人間と共に生きる動物を「一生涯責任を持って飼育すること」が義務付け られています。
これは「虐待」を禁止するだけでなく、適切な環境や方法で飼育をしない 「ネグレクト(飼育放棄)」も禁止しています。

2.適正飼育が困難になる場合は不妊手術をしましょう

2020 年 6 月から、適切な飼育が困難になる場合の不妊手術の実施が義務 付けられました。ペットが健全な環境で生きられなくなる「多頭飼育崩壊」 を防ぐ決まりです。

3.地域の条例によっては多頭飼育の届け出が必要です

10頭以上を飼育されている方は、市区町村のホームページを確認しましょう。

ワンちゃん・猫ちゃんの一生を大切に
見守りましょう。

わんちゃんねこちゃん狂犬病予防法



わんにゃん講座

問題1:飼い主さんにお尻を向けて座るワンちゃんの気持ちは?

  1. 顔も見たくないワン
  2. 気を許しているワン
  3. かまってほしいワン

問題2:叱られている猫ちゃんが目をそらすのは?

  1. 争うつもりがないのにゃ
  2. ふてくされてるのにゃ
  3. 興味がないのにゃ

<答えはこちら!>
問題1:2
無防備な背中を見せられるほど、気を許している証拠です。
問題2:1
自分より優位な相手ににらまれたときの意思表示方法です。



わんにゃん世界ニュース

猫、突き刺さる…

障子を突破しようとして突き刺さった状態で発見された猫がツイッターに 投稿され、その衝撃的な光景が反響を呼んでいる。 外へのあこがれを抑えきれず、障子を何度も突破して飼い主を困らせている。

障子につきささる猫


英国で最も危険な植物に触れた犬

イギリスで最も危険と恐れられている植物は、毎年夏が近づいてくると多く の被害者を出している。

このほど散歩中に普段通り草むらへ入って遊んでいた愛犬がこの植物に 触れてしまい、数分後には顔が 2倍に腫れ上がってしまった。 点滴を半日受けるほどの治療を受けた犬の飼い主は「命に関わることもある」 と注意を呼びかけている。

その植物とは“ジャイアント・ホグウィード”というセリ科の多年草植物で、 “イギリスで最も危険な植物”と言われている。14 フィート(約 4.2 メー トル)以上にも生育するというこの植物は、直接または茎が折れた時に出る 液体に触れると太陽の光によって15 分ほどで化学反応を起こす。

症状としては水ぶくれを伴うひどい火傷や、アレルギーに似た症状を起こす こともある。深刻なケースでは長期間の日光過敏症になってしまったり、目に 触れた場合は失明してしまうこともあるという。

ジャイアント・ホグウィードは繁殖力が非常に強く、夏に向かって気温が 上昇すると成長して花を咲かせる。その見た目は一見すると無害に見えるため、 素手で摘んでしまい火傷を負う子供も多いそうだ。その危険性と強い繁殖力 から、米ニューヨーク州は販売、輸入、購入、輸送、導入、繁殖させること を法律で禁じているほど危険物扱いされている。

エマさんは「恐らく最近の暑い気候により、ジャイアント・ホグウィードが 繁殖したのだと思います。幸いにもヘクターをすぐに病院へ連れて行くこと ができたので大事には至らず、今は抗ヒスタミン薬を飲んだことで回復して います」とヘクターの無事を明かした。

この地域だけではなく、ペットがホグウィードに触れないように飼い主には 気を付けていただきたいです。すぐに治療しなければ命に関わることもあり ます」と注意を呼びかけた。

ジャイアント・ホグウィード


吾輩は社猫である 所属は「癒し課」

東京都足立区に、猫を社員として迎えているユニークな会社がある。 同人誌などの印刷を担う「しまや出版」だ。

「事故に遭わないように」と招き入れた野良猫たちが、いつしか会社を支える重要な存在になって いった。そんな「社猫」たちとの日々を、フォトブック「私たち『癒し課』に配属されました」と して出版した。

しまや出版は、荒川と隅田川に挟まれた、町工場や住宅が立ち並ぶ地区にある。 同社代表取締役の小早川真樹さん(49)によると、周辺は交通量が多く、車にひかれる猫が後を絶たなかった。そんななか、従業員が同社の向かいの空き家に 住み着いていた野良猫 2 匹と仲良くなった。

「せめてこの子たちだけでも事故に遭わないように」と、時間をかけて 2 匹と距離を縮め、事務所に招き入れた。そして、2010 年、猫の日の 2 月 22 日、社 内に「癒し課」をつくり、社員として「とら」と「タンタン」を迎えた。猫たちの世話は、休日も猫好きのスタッフが交代で行う。

「癒し課」ができ、繁忙期にはスタッフが猫たちとじゃれることで癒やされたり、真剣な会議中でもぴょんとテーブルの上に飛び乗る猫たちに思わず笑みがこぼ れたり。小早川さんも「忙しい時期でも、殺伐とした感じがなくなりました」と評価する。原稿を持ってきたお客さんへの「接客」も得意だ。

フォトブックは、昨年 2 月に「癒し課」が設立 10 周年を迎えたことを記念して企画された。猫たちの様子は日々SNS でも発信してきたが、製本業の会社とし て、本を手に取ったときの感動を大切にしてほしいとの思いもあった。 出版時までに会社と関わってきた全 18 匹の猫たちを登場させ、掲載する写真はすべて従業員が撮影したものから厳選した。

小早川さんは、フォトブックを通して、「人と動物が共存する優しい世界につながれば」との願いを込める。 保護した猫には、人からの虐待で傷ついた猫もいた。「かわいい猫たちの様子を通し、何か気づきがあったらうれしいです」と語る。 区内の小中学校や大学、図書館などにも寄贈している

猫を社員に