アース通信 vol.16
2019年09月01日
まだまだ暑い日が続いていますが、皆様体調は大丈夫でしょうか?
9月は紅葉など、楽しいイベントがたくさんありますね!
イベント事があるとつい食べ過ぎてしまうものです。
ワンちゃん、猫ちゃんも肥満にならないよう
体重の増加には注意していきましょう。
一般的にワンちゃんでは理想体重(※)の15%以上、 猫ちゃんでは理想体重の20%以上重い状態が肥満といわれています。 肥満になると、糖尿病、心臓病、皮膚病、がんといった さまざまな病気のリスクが高まります。
また、体重が増えても、体を支える骨は太くはなりません。
そのため骨や関節を痛め、脚や指の変形の原因にもなります。
体の痛みや脂肪の妨げにより呼吸が苦しくなると、大好きな
お散歩も嫌になり、あまり動かなくなってしまいます。
(※)理想体重・・・1歳の頃の体重が理想体重といわれています。大型種など種類によって異なる 場合がありますので、わからないときは獣医師さんに相談してください。
動物病院に来るワンちゃんの約50%以上、猫ちゃんの約40%以上が
肥満または太り過ぎといわれています。
その原因は運動量不足、避妊・去勢、高齢化などがありますが、
1番の原因は食べ物の与え過ぎです。
おやつをあげると喜ぶのでたくさん食べさせてしまいがちですが、
永く健康で一緒に過ごすためにも飼い主さんがしっかり管理してあげましょう。
ワンちゃん、猫ちゃんのダイエットは食事療法がメインになりますが、 ただ量を減らすことは栄養不足になる危険もあります。
また、急な絶食などは病気の原因ともなりますので、ダイエットは計画的に 進めましょう。太りすぎ、痩せすぎの目安は、ボディコンディションスコアという チェック方法がありますので、参考にしてみてください。