アース通信Vol.90
2025年09月24日

こんにちは、 アース動物病院です。
秋の気配が近づいてきましたね!
少しずつ朝晩が涼しくなり、秋の気配が感じられるように
なってきました。
わんちゃん・ねこちゃんも過ごしやすくなる季節です。 季節の変わり目は体調を崩しやすい時期でもあります。 お散歩の時間やごはんの内容を見直して、健康維持に努めましょう!

食欲の秋、でも注意を!

換毛期と乾燥による皮膚トラブルにご注意を!
10月は涼しく過ごしやすくなる一方、空気が乾燥し始め、被毛の生え変わり も本格化します。
そのため皮膚や被毛に関するトラブルが起こりやすくなります。
- マラセチア皮膚炎: 湿気の残る皮膚にマラセチアという常在菌が増殖し、べたつきや赤み、 かゆみを引き起こします。耳や足先、脇に出やすいです。
- 膿皮症: 皮膚のバリア機能が弱まることでブドウ球菌が増殖し、発疹やフケ、 脱毛などが現れます。特に短毛種に多く見られます。
- 毛球症(ねこちゃん): 換毛期に入るとグルーミングで毛を多く飲み込み、毛球が胃腸内に 溜まりやすくなります。吐くしぐさや食欲不振が見られることも。

こまめなブラッシングで抜け毛を取り除き、皮膚を清潔に保ちましょう。 シャンプー後の保湿も効果的です。 ねこちゃんには毛玉ケア用のフードやサプリを取り入れるのもおすすめです。


問題:換毛期に多く見られる「マラセチア皮膚炎」の主な原因はどれ?
- ウイルス感染
- 皮膚の常在菌の異常増殖
- ノミ・ダニの寄生
正解:②
「マラセチア」は健康な皮膚にもいる菌ですが、増えすぎると炎症の原因になります。
10月ごろから始まる換毛期には、被毛が密集して通気性が悪くなったり、 皮脂がたまりやすくなることで、マラセチアという常在菌(酵母菌)の バランスが崩れることがあります。
これが「マラセチア皮膚炎」。 耳のまわり、脇、足先などに赤み・ベタつき・においを伴う炎症が 出ることがあります。 清潔な皮膚環境を保つことと、こまめなブラッシングが重要です。
ご不安な点などありましたら、お気軽にご相談ください♪


お、落ちてる?

写真 は、@pug_to_undoukaiさんがX( 旧Twitter)に投稿した1枚。写っているのは、愛 犬でパグのくるみちゃん、ゆずちゃん、あずきちゃん。 お母さんが出かけると廊下で帰りを待つことが多く、この日も、いつものようにお母さんを待 っていました。少し暑そうだったので、部屋の扉を開けて涼しい風がいくようにしたら、快適 になったのか待っているうちに寝てしまったようです。
出典:https://dog.benesse.ne.jp/lovedog/content/?id=213501
愛猫がいないと思ったら......まさかの場所で発見!

紹介するのは、X(旧Twitter)ユーザー@cat_anko3 さんが「ペット見守りカメラの向き変えてもねこが 見つからないから、もしや脱走?と思って急いで帰 ったらここで寝てた」と投稿していた、こちらの 写真。テレビ台の上で寝ている愛猫・あんこくんが 写っています。死角で寝ていて飼い主さんを驚かせ た、あんこくん。ヒヤッとした当時の出来事につい て、飼い主さんは次のように話しています。「家に帰 ってこの光景を見たときは、『これは見つけようが ない』というのと『なぜそこで寝る......』という気持ちでした」
出典:https://cat.benesse.ne.jp/lovecat/content/?id=175667