アース通信Vol.64
2023年07月30日![アース通信Vol.64](./colum/img/2020/06_01.png)
![アーススタッフ|アース通信](./colum/img/kanngoshi.png)
こんにちは、
アース動物病院です。
厳しい暑さと天候の急変にご注意を!
8月は夏の高気圧に覆われ、晴れる日が多くなるといわれていますが、 湿った空気や気温上昇の影響によって、急な“にわか雨や雷雨”に襲われる 可能性があるため、山や川へお出かけの際は、天候の急激な変化に 注意しながら楽しい思い出を作って行きましょう。
![天候の急変!](./colum/img/2023/2023_8_1_730400.png)
日中のお散歩は危険!?肉球の火傷に要注意!
長時間のお散歩で肉球が火傷することも。
太陽を長時間浴びたアスファルトやコンクリートの温度をご存じですか?
なんと、最高で50~60度まで上がり、ひどい時には65度以上になることも...。
これは目玉焼きが焼けてしまうほどの熱さなので火傷もしてしまいます。
また、アスファルトやコンクリートの温度は“お昼~16時”がピークと
なっているため、この時間帯のお散歩はなるべく控えるか、
日陰の多い道を歩いてあげるようにしましょう。
お散歩をしても大丈夫かどうか判断がつかない場合の目安は、
“手のひらをペタッと10秒間つけても大丈夫かどうか”です。
もし熱いようであれば地面の温度が下がってからお散歩に行くようにしましょう。
![天候の急変!](./colum/img/2023/2023_8_2_730400.png)
日光皮膚炎に注意
【日光皮膚炎とは?】
毛があまり生えていない皮膚や色素の薄い皮膚に紫外線が作用して
起こる皮膚炎です。特に毛の白く、遺伝子的にメラニン色素の少ない
ワンちゃんネコちゃんに多くみられる傾向にあります。
![わんちゃんねこちゃん火傷](./colum/img/2023/2023_8_3_730400.png)
日光皮膚炎は強い紫外線を受ければ受けるほど症状は進行していきます。
数ヶ月〜数年かけて皮膚に変化が見られるため、比較的高齢のワンちゃん
ネコちゃんで見られることが多いようです。
気象庁の発表では、年々紫外線が強くなってきていると発表されておりますので、
若い子でも、皮膚炎になってしまう可能性があるので、注意が必要です。
直射日光を長時間浴びないようにすることが最も効果的と言われていますが
お出かけが大好きな子もいると思いますので、そんな子たちのための
予防法をご紹介させていただきます。
【予防】
①紫外線が当たりやすい場所(耳先や鼻先)にワンちゃんネコちゃん専用の
日焼け止めを塗ってあげましょう。日焼け止めはスプレータイプや
ウェットティッシュタイプのものもありますので、合うものを見つけ、
使ってあげましょう。
➁UV加工の服を着るなどして紫外線から皮膚を守りましょう。
③サマーカットについて
極端に短いサマーカットは、太陽光が直に皮膚へ到達するため、大きな
ダメージを与えてしまう可能性があります。どのくらいまで短くするのかは、
獣医師やトリマーさんに相談してからにしましょう。
![日焼け止め対策](./colum/img/2023/2023_8_42_730400.png)
![わんにゃん講座](./colum/img/2021/2020_11_25_3.png)
問題:忠犬ハチ公の日は何月何日でしょう?
- 3月8日
- 4月8日
- 5月8日
答え:②
ハチ公が亡くなったのは1935年(昭和10年)3月8日ですが、1934年4月8日に銅像が建て
られたため4月8日を「忠犬ハチ公の日」に制定されたのです。なお、現在の銅像は、1947年に再
建されたものです。毎年4月8日には、ハチ公前広場で慰霊祭が執り行われています。
忠犬ハチ公とは?
![忠犬ハチ公](./colum/img/2023/2023_8_6_400600.png)
忠犬ハチ公といえば、東京の渋谷駅にある銅像が有名です。渋谷駅前の 待ち合わせ場所や、観光名所として国内外の観光客にも人気です。 では、なぜハチ公の銅像が建てられたのかその由来を知っていますか? 実は、元々ハチの飼い主は、上野英三郎という、東京帝国大学の教授な んです。秋田犬を飼いたいという英三郎の希望で、ハチは秋田県から東 京までやってきました。英三郎は、大正13年にハチを飼い始めまし た。英三郎が出かける際には玄関や門前で見送り、最寄り駅の渋谷駅ま で送り迎えをすることもあったそうです。しかし、翌年の大正14年に 英三郎は職場で急死してしまったのです。この頃から、英三郎が帰宅し ていた時刻になると、渋谷駅で亡き主人を待ち続けるハチの様子を多く の人が目撃するようになり、新聞で取り上げられたのです。そういった こともあり、ハチの銅像をつくる資金集めが開始され、募金の多くは主 に小学生などの年齢の低い子どもが寄付をしたそうです。そして、彫刻 家の安藤照によって渋谷駅の忠犬ハチ公像が建てられたのです。
盲導犬の歴史
![盲導犬](./colum/img/2023/2023_8_7_400600.png)
日本では、1938年にアメリカの盲導犬使用者が来日した際に初め
て紹介され、翌年にドイツから4頭の盲導犬が輸入されました。
しかし、その4頭が亡くなった後は、しばらく盲導犬が不在の時代が続
きました。
1957年に国内ではじめての日本人の手による育成で国産第一号の
盲導犬が誕生しました。
その後 、国内数か所に盲導犬協会が設立され事業としての育成が開
始されたのです。現在でも、11協会14施設で、年間100頭以上の
盲導犬が育成されています。
また、訓練を受けたら、必ず盲導犬になれるわけではなく、人が好きで
なつきやすいのはもちろん、どんな環境でも動じない適応力と集中力 、
指示に従 う従順性 、健康など求められるスキルは多岐にわたります。
なれるのは3割程度という狭き門であり、人の暮らしを支える盲導犬
は、ペットとしてではなく家族のような存在であることがわかりますね。
日本一猫の多い島田代島とは?
日本には、たくさんの猫たちが暮らす島や町などの“猫スポッ
ト”がたくさんあります。
特に有名なのが、宮城県にある離島の田代島です。猫の島とも
よばれていて、100匹を超える猫たちがのんびりと暮らして
います。
田代島の島民は猫をとても大事にしていて、天敵である犬を上
陸禁止にするほどです。
猫を大事にしてる理由は2つあるといわれています。
1つ目は、昔、島では養蚕が行なわれていて、ネズミから繭を
守るために猫が大切に飼われていたことです。
2つ目は、島には漁をやっている島民が多く、猫のしぐさから
その日の天候や漁の様子などを予測していたためです。
そうした人の生活と身近だった歴史があり、島の猫たちは今も
島民からとても大切にされています。猫神様の伝説や猫の形を
したロッジなど、猫に関係したユニークなスポットが点在す
る、魅力島である為、猫好きな方にとってもオススメです。